甲虫記

令和でも元気に甲虫装機を擦り続けます。時々他のことも。

甲虫装機と相性の良いカード~昆虫族メインデッキ編~

甲虫装機と相性の良いカードを、理由と共にひたすら並べていきます。

昆虫族とそうでないもので投稿を分けますね。こちらは昆虫族限定です。

構築の参考にどうぞ。

 

1.増殖するG

環境で使用され続ける、圧倒的パワーワード

効果や強さは説明するまでもないですが、甲虫装機で採用する際はただの展開抑止、ドローソースだけでは留まりません。

このカードの真価は、レベル2のため孵化からダンセルをリクルートできる点にあります。

グルフもレベル2なので、孵化からダンセルにつなげられるカードをデッキに6枚入れられることになり、孵化を採用する意義も大きくなります。

レベル2に生まれてきてくれてありがとう。甲虫装機一同はあなたに感謝しています。

リクルートが必要ない場合でも、本来の使い方で腐ることはほぼ全くと言っていいほどないでしょう。

そして地属性なので、スモールワールドでセンチピードからダンセルにアクセスできます。

ホーネットとグルフはATKも一致しているのでサーチ不可能ですが、ここまで余すことなく使用でき、素の力も強いカードは後にも先にも表れないでしょう。

コナミが生んだ奇跡、甲虫装機の救世主、ジャイアンメサイアよりメサイアです。

 

2.カブトロン

ふた昔前くらいの甲虫装機相棒カード。

私が遊戯王を始めたのは20周年頃なので、それより前に採用されていたイメージがあります。

孵化でダンセルを出せる増Gとは逆に、こちらは属性種族が一致しているレベル4なので、ダウンビートでダンセルをリクルートできます。

甲虫装機のレベル4で、デッキに採用できるモンスターといえばホッパーなのですが、こちらはグルフと違いピン挿しでの起用が多いのでダウンビート対応モンスターはデッキに4枚、ダンセルをリクルートする要因という観点で見ると、グルフと合わせて孵化対象が6枚となる増Gに劣ってしまいます。

ですのでカブトロンは逆に、効果を使用済みのダンセルやセンチピードに対して孵化を使用することでリクルートし、効果で孵化のコストにしたダンセルやセンチピードを蘇生させる方法の方が活躍できると個人的に思います。上振れのための札です。

レベル4なのでエクシーズに使用しやすいところもいいですね。ピン挿しで孵化リクルート、素引きした場合はスカルデットで特殊召喚したり、ピコファレーナのコスト後、ハガクレミノや熾天蝶 (セラフィムパピヨン)で蘇生するのもよいと思います。

 

3.寄生虫パラノイド

さっとテキストを読むと妨害寄りの効果である印象を受けますが、まず自身を装備させる効果は、自分相手問わないので自ターンで腐るということはありません。

むしろ、甲虫装機では自分ターンでもかなり有効活用することができます。

パラノイドを採用する場合、速攻魔法の「超進化の繭」がほぼ必須カードとなります。

パラノイド+超進化の繭があれば、通常召喚可能なあらゆるモンスターからダンセルをリクルートできるためです。

通常召喚可能なモンスターは本当に誰でも良く、ホネグルフなど墓地にいてほしい甲虫装機はもちろん、パラノイドが装備モンスターを昆虫族にするので、うららなどのよく採用される誘発モンスターカードからでもダンセルをリクルートできる点は他にない強みです。

相手が先攻であった場合は、相手モンスターを除去しつつリクルートでき、アドが増えます。

手札からレベル7以上を特殊召喚する効果は、同じパックに収録されている究極変異態・インセクト女王はもちろん、昆虫族の壊獣や、地縛神Uruなんかも面白そうです。

そして通常召喚可能なレベル2なので…お分かりですよね…?フカ…ダンセル…

スモールワールドもセンチからであればダンセルをサーチできます。

 妨害に重きを置く場合、「種族が昆虫族になる」「昆虫族モンスターを対象として発動した装備モンスターの効果は無効化される」という点に注目です。

昨今の甲虫装機はエクシーズやリンクを用いて最終盤面が昆虫族以外だらけになるのは普通のことです。その場合、自分への妨害効果を無効化できず、あまり旨味がありません。

パラノイドの妨害効果を最大限発揮したい場合は、盤面に昆虫族が多くなる構築にすることをお勧めします。

 

4.粘糸壊獣クモグス、怪粉壊獣ガダーラ

甲虫装機において、壊獣を採用する場合は昆虫族の壊獣を採用するのがおすすめです。スモールワールドの中継点となるのはもちろん、上のパラノイドで手札から特殊召喚できたり、思わぬ妨害でダメージが足りない場合、攻撃の終わった甲虫装機に超進化の繭を使用し、リクルートした壊獣で追撃なんかも可能です。

個人的には、スモールワールドで増Gもサーチできるガダーラに軍配が上がるかな…と思いますが、ほかにサーチしたいモンスターがいる場合など、ケースによって採用する壊獣は変わると思います。

 

5.B・Fー必中のピン

ピン挿しでスモールワールドの中継点になります。増Gと違い、こちらはアーマイゼ以外のすべての甲虫装機にアクセスできるステータスが魅力です。

同じく中継点として優秀な壊獣との相違点は先攻で素引きした場合、自力で特殊召喚できるため腐らないところです。逆に壊獣はリリースという最高レベルの除去方法なので、どちらを採用した方がよいかは比べられないと思います。ケースバイケース。

 

6.クローラー・ソゥマ

自力で特殊召喚でき、デッキからクローラーリクルートできる効果。

私自身は使用したことがないのですが、相性が良いとささやかれているのを見かけたので追加してみました。

確かに相性はいいかも…?でも下級クローラーを素引きしたときに、孵化がないと困りそうです。

ソゥマ自身のサーチ方法としては共振虫(レゾナンス・インセクト)から比較的簡単にアクセスできます。

 

7.共振虫(レゾナンス・インセクト

読みが初見殺しすぎますよね笑「きょうしんちゅう」じゃないんですか!?

産声を上げたのは2014年のこのカードですが、①の効果はピコファレーナで、②の効果は騎甲虫アームド・ホーンで花咲いた印象です。

どちらも甲虫装機の展開に必須のカードなので、無理な採用は一切なく、最大限効果を発揮できるようになりました。

①の効果でサーチするカードをデビルドーザーにすれば、アームド・ホーンの効果を使用せずに②の効果を発動することができます。アームド・ホーンは場にいると昆虫族しか出せなくなってしまうので、それが嫌な場合はデビルドーザーがおすすめです。

サーチするカードは甲虫装機であればギガ〇〇、甲虫装機以外だとデビルドーザー、ベアグラム(②の効果でも出せるけど)、クローラー・ソゥマ…とかですかね?

制圧したい場合はスケイルモースをどうぞ。

個人的には地縛神Uruやインセクト・プリンセスをサーチできるところにニッコリです。アニメで活躍したモンスターを使用できるのは嬉しいです。

GX56話に登場する胡蝶蘭をよろしくお願いします。

②の効果はもう本当に個人のやりたいことに合わせてお好みで…になりそうですね。無難なのはベアグラムやゴキポールでしょうか。

個人的にはゲール・ドグラに触れるのはすごいなと思っています。熾天蝶で蘇生できるので効果使用できます。いろいろはかどりそうですね、ここは改めて研究したいです。